しっとり、もちもちとした独特の手触りがたまらない癒やし系おもちゃ「スクイーズ」。パンやケーキ、可愛い動物などの形をしたものが有名ですが、今や定番のおもちゃとして世界中で愛されています。
そもそも、スクイーズはなぜこれほどまでに大流行したのでしょうか?そのブームの歴史と、ヒットの背景を振り返ります。
1. ブームの始まり:駄菓子屋の「おもしろ玩具」から
スクイーズの歴史を遡ると、最初は1990年代〜2000年代前半に、駄菓子屋さんやカプセルトイ(ガチャガチャ)で売られていた「握ると形が変わる不思議なボール」や、お葬式の景品のようなジョークグッズが原型でした。当時はまだ一部の子ども向けのおもちゃという位置づけでした。
2. 「リアルさ」と「低反発」の進化で大ブレイク
大きな転換期となったのは2010年代中頃です。素材がポリウレタンなどの「低反発素材」へと進化し、握った後に「じわ〜っ」とゆっくり元の形に戻る、えも言われぬ心地よさが生まれました。さらに、本物の焼き立てパンと見間違うほどの香りとリアルな見た目が加わったことで、女子小中学生を中心に爆発的な大ブームを巻き起こしました。
3. YouTubeの「スクイーズ紹介動画」による拡散
ブームを決定づけたのは、動画配信サイトの普及です。YouTuberたちがスクイーズを握る「ムギュッ」という音や、ゆっくり戻る映像(低反発動画)を投稿したところ、それが「見ていて気持ちいい」「癒やされる」と世界中で大バズり。一気に市民権を獲得しました。
まとめ
スクイーズの流行は、素材の進化による「究極の手触り」と、動画による「視覚・聴覚への癒やし効果」が時代とマッチした結果です。単なるブームを超え、今では大人向けのストレス解消グッズとしても定着しています。

